三富大成 東久留米市立南中学校
合格校:武蔵野大学高等学校
英検準2級合格(先日結果が返ってきたので一緒に載せます)
私が彼と初めて出会ったのは、彼が小学5年生の時でした。
前に働いていた個別指導の塾で、私は大学1年生の時でした。
それから4年間指導させて頂きましたが、私が退職するタイミングで彼も集団の塾に切り替えていました。
その後半年ほど連絡が途絶えてしまったのですが、ある日ホームページに「息子が探してます。」とメッセージがあり、昨年の9月に中学3年生になった彼と再会しました。
今だからこそ言えますが、退職する際に竹塾を開くことを伝えようか何回も迷いました(笑)
ただ、会社の規約上ダメなことはダメですし、私もそのような手段で生徒を集めることはしたくありませんでした。
結果として、彼の受験を見届けることができて本当に良かったと思っています。
これもお母様と大成君のおかげです。本当にありがとうございます。
前置きが少し長くなりましたが、彼は小学生のころは「遅刻」「居眠り」を繰り返すような生徒でした。
口を開けたまま眠ってしまい、その開いた口に鉛筆を入れても起きないほどでした(笑)
そんな小学生だった彼ですが、中学2年生になったタイミングで数学と理科の点数が伸び、最後のテストではどちらも8割近くとることができていました。
元々、英語は得意だったので中学2年生の時には英検3級を取得していました。
しかし、環境の変化もあったせいか、9月に再開したときは数学は40点代、得意の英語ですら50点代となっていました。
まさにこの時の状況は絶望的でした。
「やる気も出ないし、勉強の仕方も分からない」と言っていたのをよく覚えています。
それでも4年間指導していた関係性もあり、再開した2週間後の中間テストでは英語が82点、数学が75点という快進撃を見せてくれました。
備わっているポテンシャルは高い方なので、「モチベーション次第で変われる」ことを体現できたテストになりました。
そこから受験勉強に向けて準備を進めてきましたが、受験期に「都立にするのか?」「私立にするのか?」をめぐりお母様と意見が分かれていました。
彼自身、「都立に行きたい」ということだったのですが、お母様としては「私立で手厚く見てほしい」という思いがあり、私立への進学を決めました。
実際、高校受験では生徒と保護者の意見が分かれることはよくあります。
よく「自分はどっちの学校が合ってますか?」という質問を受けますが、私は「自分に合格をくれた学校が1番の学校」だと思っています。
人生で通える学校はたったの一校だけ。
であれば3年間通えることに感謝して、学校生活を楽しむことが1番です。
彼には大学受験や将来の仕事に向けて成長できるよう、高校で様々な経験をしてほしいと思います。
改めて高校合格おめでとう!!