コロナウイルスの騒動もあり、気が付けば夏を迎えていました。
今年も時間が過ぎるのがとても早く感じられます。
これまでを振り返る時間も少なかったのですが、秋津教室を始めてから約2年が経ちました。
大学4年生の時に母親が英会話教室をやっていたこともあり、被らない曜日と時間帯で授業を行っていました。
開校した当初の生徒は2人でした(笑)
大学で経営を学んでいたわけではなかったので、集客するためのチラシやホームページを手探りで作る日々でした。
正直、最初の1年は本当にしんどく何百回も心が折れそうになりました。
多い時では1日に千枚、年間で5万枚ほどのチラシを配っても思うようにいきませんでした。
それでも、「どうせ働くなら自分の好きな仕事がしたい」という気持ちだけでなんとか乗り越えることができました。
“その時は絶望するぐらいしんどいこと”も1年たてば「あの時の自分は本当によくやった」と良き思い出として残ります。
勉強も全く同じで、“日々やること”は恐ろしいほど単調で面白みのないものです。
ただ、「未来の自分への投資」だと思えば勉強をやる意味もでてきます。
・有名な学校に行きたい
・とにかく近い学校に行きたい
・制服がお洒落な学校に行きたい
動機は何でもいいです。
大事なのはがむしゃらに頑張ること。
たとえ結果が報われなかったとしても、「自分は頑張れる人間なんだ」と思えることが重要です。
今では塾講師の仕事をしている私ですが、実は第一志望校に合格したことはありません。
高校3年生の時、1年間死ぬ気で勉強しましたが早稲田大学には届きませんでした。
受験というレースで見れば私は敗者です。
ただ、この1年間で「自分ってこんなにも頑張れるのか」と気づかされました。
1日に8時間、机に向かい続けることは人生で2度とないと思います。
受験から6年が経ちますが、あの時の自分に点数をつけるなら100点満点です(笑)
受験を通じて、自分の限界と向き合うことができたのは紛れもない事実です。
今、受験生の人たちは自分が成長する最大のチャンスです。
後ろ向きなニュースが流れる毎日ですが、自分のペースで淡々と進み続けましょう。
必ず「頑張って良かった」と思える日が来ます。