あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
明日はいよいよ共通テストです。
大学受験では、2月の上旬から本格的にスタート、公立高校受験までは残り約1か月と本格的な受験シーズンになってまいりました。
私も大学生の時のアルバイト経験も含めると、今年で8回目の受験を迎えます。
今回はこれまでの指導経験を元に、受験を成功させてきたご家庭の特徴を2つ挙げていきたいと思います。
①ご両親が干渉していない
もちろん出願やお金のことなど、大人が関わらなくてはいけないことは除きます。
受験に関して「大丈夫なの?」 「勉強したの?」
など、お子様にたくさん質問や声掛けをされているご家庭が多いかと思います。
私も指導中についつい「もっと勉強しなさい」の一言で済ませたくなってしまう時があります。
ただ、夏と比べてほとんどのお子様が、この時期の勉強量を増やしています。
そのため、「以前よりは頑張っているよ。でも、合格するにはここを勉強しよう。」
というように、まずは頑張っていることを認め、そこからやってほしい内容を伝えるようにしています。
思わず声掛けをしてしまいそうになりましたら、まずは1個頑張っているところを誉めてあげてください。
②「私は応援している」という姿勢がお子様に伝わっている
受験は保護者の皆さま以上に、生徒本人が1番不安を抱えています。
全く焦っている様子のないお子様でも、よく話を聞いたり、観察してみると「ここに不安を感じているんだな」というのがわかるときがあります。
そのため、模試の偏差値などで結果が出ていない時でも、「大丈夫だよ」と一言声をかけるだけでも、お子様は安心感を得られます。
常に寄り添っている姿勢は、間違いなくお子様にも伝わりますし、必ず良い結果につながります。
辛抱強く、お子様を見守ってあげてください。
今回、「受験に成功するご家庭」というタイトルにしましたが、ここでいう成功とは必ずしも合格のことを指すわけではありません。
もちろん、塾として合格までサポートすることが仕事ですが、お子様と保護者の方の関係は受験後も続きます。
本当の意味での受験に成功することとは、お子様が達成感を味わい、両親に感謝し、そしてご両親もお子様の頑張りを心から認めてあげられることだと思います。
受験までの残りの期間、落ち着かない日々になるかと思いますが、最後までお子様に寄り添ってあげましょう。