公立中学校では、ほとんどの学校でテストが終わった頃かと思います。
これからテストの答案が返却されるうえで、保護者の皆さまには下記の点に気を付けて頂きたいです。
①「どうだった?」、「数学は何点だった?」のように、質問攻めをしない
中学生は、良いときは自分から言ってきます(笑)
何も言ってこないということは、少なからず結果に納得のいっていないことを意味します。
そのため、なるべく何も言わずにいつも通り接してください。
テストの結果を報告するたびに、親が落胆していると子供はますます勉強が嫌いになってしまいます。
②テストの復習を促さない
テストの復習はもちろん大事です。
ただ、ほとんどのお子様が「正しいテストの復習法」を知りません。
なんとなく答えを見て終わり、という時間を浪費するだけの作業になってしまいます。
勉強習慣がついている子、課題で必要な場合を除いて、親が復習を促すことはあまり意味がないのでご注意ください。
③改善点を聞かない
先を見通す力が備わっている中学生は少ないです。
「次にどうするべきか?」を考えることは大事ですが、それはあくまでお子様が自ら考える必要があることです。
ただ促されて「次は1日3時間やる」といったところで、結果はまず変わらないです。
ここまで「しないこと」ばかりお伝えしてきましたが、保護者の方にしていただきたいのはただじっと見守ることです。
小中学生を見ていて成長するスピードがとても速いと感じます。
小数や分数の計算すら怪しかった子が、方程式をスラスラ解けていたり、
Sunday Monday …などの曜日が覚えられなかった子が単語テストで満点を取ったりと、、、
レベルアップする瞬間はさまざまですが、じっくり見ていると必ず成長する瞬間が訪れます。
それまでは言いたいことがあっても、ぐっとこらえてください。
私も授業中、口を出したくなったことは何回もあります(笑)
それでもまずは勉強している本人に任せてみることが大事です。